メンズスキンケアを始めるにあたって「化粧水の使い方を知りたい。化粧水を使う順番やタイミングっていつなの?化粧水の付け方は?メンズスキンケアって化粧水だけつけていればいいの?」
このような疑問にお答えします。
✓本記事の内容
- 1.メンズスキンケアの基本「化粧水の使い方」をまとめました
- 2.スキンケアするなら化粧水だけではあまり意味がない理由
この記事を書いている私は2012年から奥さんのコスメを拝借し、
見様見真似でメンズスキンケアを始めました。
しかし鏡の中に映る自分にシミの増加や肌の衰えなど加齢(おっさんになったなぁ…)を感じ、
少しでも現状を保つために本格的にメンズスキンケアをすることを決意。
コスメで著名な方の書籍や動画などで勉強し、得た知識をもとに実践。
コレはやってよかったなと実感したことを踏まえて解説していきます。
1.メンズスキンケアの基本「化粧水の使い方」をまとめました
化粧水を使う目的は以下のとおりです。
- ・化粧水は肌に浸透しやすく、角層を柔軟にして水分を補給する役割
- ・角層が柔軟になると、次工程でつかうスキンケアアイテム(美容液など)の浸透が高まる由
- ・角層が水分で満たされて潤うとキメが整い、肌がキレイに見えるようになる
これらの目的を達成させるためにも、基本的な化粧水の使い方を身につける必要があります。
化粧水を使うタイミングや順番
メンズスキンケアの基本的な流れは
1.洗顔
2.化粧水
3.美容液
4.乳液
という順番です。
最初に洗顔をすることで、顔のホコリや皮脂などの汚れを取り除きます。顔を清潔にすることが何よりも重要です。
しかし、洗顔をすることで汚れとともに顔の潤いもなくなってしまいます。
潤いがない=肌が乾燥するということです。乾燥すると皮脂が過剰に分泌される。ベタつきやテカリがさらに悪化という流れが出来てしまいます。
それ以外にも肌が乾燥しているとよろしくないことがたくさんです。
そこで洗顔後には顔に新たに潤いを与えてあげる必要が出てきます。
潤いを顔に補給するには化粧水というわけです。
化粧水の付け方
洗顔後にキレイなタオルで顔を拭いたら乾燥が始まる前にすぐにつけ始めます。
化粧水適量を手のひらに取ります。適量とは大体500円玉大ぐらいです。
多くつけるのは問題ないですが、少なくつけるのはNGです。
化粧水はケチらずに多めに取りましょう。
メモ
化粧水のタイプによって保湿力が高い「しっとりタイプ」や、付け心地がよい「さっぱりタイプ」があります。
さっぱりタイプに多いシャバシャバした化粧水はいっぺんに肌につけるのではなく、2回に分けてつけることで肌に馴染みやすくなります。
手に取った化粧水をまずは乾燥しやすいUゾーンからつけていきます。
手のひらで押さえるように、肌になじませていきます。
次に顔の中央から外側へ全体にまんべんなく伸ばしながらつけて、なじませていきます。
当然、ゴシゴシと顔をこするような動作やバシバシと顔を叩くようにつけないよう注意してください。
顔につけ終えたら、せっかくなので首まで化粧水をつけておきましょう。
最後に顔につけた化粧水を手のひらで押し込むようにプレスします。こうすることで化粧水が肌により浸透します。
以上
注意ポイント
✓コットンで化粧水をつける場合
化粧水を付ける場合、コットンを利用してもOKです!みたいな情報が出ています。
そこで私自身もコットンの使用感を試してみたいと思い、使用してみました。
そして気づいたこととして、
- ・コットンがヒゲの剃り跡に引っ掛かる
- ・コットンの繊維がいくら細かくとも肌に当てると刺激となる
- ・その刺激を緩和するためには、コットンに化粧水がひたひたになるまで付けるのが常識らしい…。すると化粧水の消費量が倍ぐらいになる
と総合的に見た場合にメリットが少ない気がします。
よって、メンズスキンケアとしては「手」で化粧水をつけるのがベストかと思われます。
まぁ、お好みですけどね。
2.スキンケアするなら化粧水だけではあまり意味がない理由
顔に潤いを与えるために化粧水のつけ方についてこれまで記載してきたわけですが、
実は化粧水をつけるだけでは意味がありません。ごめんなさい。
化粧水はつけた瞬間から水分がどんどん蒸発していっています。
これをそのまま放置すると化粧水の水分とともに顔にある潤いまでも一緒に気化していってしまいます。
すると化粧水をつけているのに乾燥した肌になります。
結果的には化粧水をつけずに、保湿タイプの洗顔料で洗顔だけしていたほうが良いレベルです。
それでは化粧水で潤いを与えた肌をそのまま保湿しておくためにはどうしたらよいのか。
それはメンズスキンケアの1つである「乳液orクリーム」を使用すれば解決です。
乳液やクリームには油分が入っており、使用することで顔に「フタ」をする役割があります。
油分でフタができれば水分は蒸発しにくく、保湿ができるといった具合です。
メンズスキンケアとして化粧水をするのなら乳液やクリームも合わせてしましょう!ということでした。
メモ
オールインワンタイプの化粧水について
オールインタイプとは、化粧水(水分)に乳液(油分)が入ったメンズスキンケアアイテムです。
とても便利でこの1つで一挙に保湿が完了するというものです。
こんな便利なものがあるのなら、これだけでいいじゃんとも思いますがデメリット?も存在します。
1つはオールインワンがゆえに、化粧水と乳液の間にすべき「美容液を使用する」という工程を挟めないこと。
また、使用しているオールインワンが自分にとても合っているのなら問題ないですが、
本来スキンケアというのは個人ごとに肌質や肌の悩みがあるもので、それを1本だけで済ますというのは少々乱暴な気がします。
自分にあった化粧水や乳液を細かく使い分けられないのではスキンケアの意味がありません。
それから単純にコスパが悪いです。
これらのことから、オールインワンタイプを使うシーンとしては…
- ・出張の時にメンズスキンケアセットを持っていくのは大変なので一時的なものとして使用する
- ・ジムなどで汗を流した後に一時的に保湿する
- ・外回りをして汗をかいてしまい、洗顔シートなどで拭いたあとにササッと保湿する
などのようなシーンで効果を発揮するものでしょう。
ということで家でのメンズスキンケアでは自分の肌にあった化粧水と乳液・クリームのセットで使用するようにしたいですね。