先日の記事「ハリエンジュ(ニセアカシア)を駆除する!」内でサラリと書いたトゲ対策用のガーデン手袋を紹介。買うまでに至った経緯や使い心地をレビューしておきます。
ガーデングローブ購入までの経緯
ハリエンジュの駆除中にトゲで悩まされた私。単純にトゲが刺さらなければ良いということで鉄のガントレットでも買ってやろうかと思いましたが高かったのでやめました。
まじめなはなしに戻してバラなどのお手入れで使うガーデニング用手袋を実家の母が使っていたことを思い出す。
ネットで色々検索すると
- 耐突刺タイプ手袋
- ガーデングローブ
などの名前で出てくる。
耐突刺タイプ手袋は「ゆず」を栽培している農家さんのための「トゲ」に特化した作業用手袋とのこと。確かにゆずの木をみるとハリエンジュとは比較にならないくらいのトゲが生えてます。これだったらそんじょそこらのトゲなんぞ相手にならないでしょう。ただし、お値段がお高い。最早プロ用の仕事道具なのだから仕方ないのでしょうが、ただの一般人が買うほどのものなのかと。
対してガーデングローブはバラなどのお手入れ用。価格もまぁそれなりにお手頃。
うん。これにしてみましょう。
ただ、バラよりもハリエンジュのトゲのほうが鋭そうなので本当にトゲが刺さらないかどうかの不安が残りましたが…。
いくつかある中でアマゾンでの評価が高いものを購入することに。
ウェストカウンティーローズグローブ。というらしいです。
サイズは指の長さから計測してMサイズに決定
同じ種類でルビー(赤)とモス(緑)という色違いがありましたが、買った当時はモスの方がなぜか安かったのでモスを購入。
ウェストカウンティーローズグローブの全容
届いたので画像をアップ。
梱包とかされず、そのまんま入ってました。
手の内側。トゲが刺さりそうな部分=手で掴む部分には追加装甲が施されています。
手袋の内部、内側。裏地がちゃんと別素材で出来てます。ナイロン?かな?手がすんなりと入るようにツルッとした生地です。
手の動かしやすさですが、ちゃんと握れるぐらいには可動します。ただ素材自体の厚みがあるので指を曲げるときに少し力が必要です。とはいえ軍手より少し力がいる程度かなと。
装着時のグローブの長さ。私身長172cmという平均的な身長です。肘まで隠れはしませんが大部分をカバーしてくれてます。
女性が使うのなら肘まで守ってくれそうです。
トゲ対策の性能を実証
では実演ということで、どれほどのトゲから身を守ってくれるのか?その性能とやらを見せて頂いた。
ハリエンジュの幹のトゲです。これを実際に握っていきます。
ウェストカウンティーローズグローブをはめて、恐る恐るトゲの部分を手に当てる。
てってれー。
い、痛くない。
結構強く握りしめてみるも、トゲが貫通してくるような感覚はありませんでした。
握りしめていた手を離してみると…。
トゲの部分が折れていました。
なかなかやるじゃないか!ガーデングローブ!
バラや樹木などトゲのあるもの全般に有効
実験終了後、ハリエンジュのトゲにビクビクせずに片付けを勧めていけました。
ハリエンジュのトゲはかなりの鋭さだったので、これ以下のトゲを持つ植物にはほぼ無敵に近い活躍がこの手袋で出来るのではないでしょうか。
ローズグローブというぐらいなのでバラに対してはもう余裕でしょう。