1週間ほど太陽が出ずにずっとジメジメした日が続きました。それが原因なのかグランドピアノのカバーにカビが発生してしまいました。カバーにカビが生えるものなのか!?どうすればいいのかわからなかったので色々調査しました。
ピアノカバーにカビが発生
我が家は湿気が溜まりやすい家で発生するカビに悩まされてきました。以前はわかりやすい・定番の場所にカビが発生してましたが、今回は前述の通り「グランドピアノのカバー」に発生してしまいました。
我が家のグランドピアノのカバーは学校の体育館にあるような表面が黒くツルツルしていて、裏側が赤色のフェルトみたいな生地のよく見かけるタイプのものです。
発生したカビですが見事に白い点々が付いています。カビはカバーの上に置いてあった本の下や天板の広い面には付着しておらず、ピアノの側面に沿って分布しているようでした。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、写真を載せておきます。
カバー裏側の赤い生地部分のカビは発見できませんでした。
グランドピアノのカバーは洗濯機で洗えるのか?ネットで調べてみると実際に洗ってみた強者が何人か見受けられました。しかしそのどれも失敗している様子。裏面の赤いフェルトみたいな部分がケバケバになってしまうらしい…。
ということはやっぱりクリーニングしかないなと思いました。しかしグランドピアノのカバーなどクリーニングしてくれるのか。また、取り扱っていたとしても料金はいくらぐらいなのか。なんかとても高いイメージが…。
グランドピアノのカバーの持ち主は私の奥さんです。奥さんに過去にグランドピアノのカバーをクリーニングに出したことはあるのか尋ねる。
するとクリーニングに出したことはあるが、その時はお母さんが支払いも含めて出してくれていたらしく詳しくはわからないとのこと。
う〜ん。わざわざお母さんに尋ねるのも気が引ける…。でもまぁクリーニングに出せることは判明しました。
グランドピアノカバーのクリーニング料金の相場は?
というわけでネットでグランドピアノカバーのクリーニング料金の相場を検索。クリーニング屋さんのWebサイトをいくつか見て回ってみる。そのなかでピアノカバーのクリーニングを取り扱っているサイトの料金を調査。
地域差なのか店舗毎によるのかわからないが、2000円〜4000円ぐらいの幅でクリーニングをしてくれるようです。思ったより安く出来るみたいですね。しかしこれはあくまで普通のクリーニングの値段です。カビの除去料なども別途料金がかかるかもしれません。
グランドピアノのカバーの値段
そもそも自分の住んでいる地域のクリーニング屋さんでグランドピアノのカバークリーニングをしてくれるのかどうかわかりません…。なので最悪買い替えの可能性もあるのでグランドピアノのカバーの値段も調べておく。
同じようなタイプだと15000円程度掛かってしまうようだ。シーツのようなものや、キルト生地のようなものだともっと安く購入できるし、それらなら家の洗濯機で洗濯も可能みたいです。もし購入するといったことになれば違う材質のピアノカバー生地も一考の価値があるのかなと。
とはいえ、クリーニング+カビ除去の代金が15000円を超えるようならば新品を買ったほうが良いという基準ができました。あとは地元の、普段利用しているクリーニング屋さんに電話するのみです。
地元のクリーニング屋さんのグランドピアノカバーのクリーニング料金
地元のクリーニング屋さんに電話。
グランドピアノのカバークリーニングを取り扱っているか尋ねる。
どういったタイプのものか聞かれたので、表面が黒くてすべすべしていて、裏面が赤いフェルトみたいなよくあるタイプだと伝える。また、カビが生えてしまっているとも追加で伝える。
すると特に問題なくクリーニング可能だと言われました。
そして料金は約3000円ぐらいとのことでした。相場の範囲内で良かったです。
グランドピアノカバーをクリーニングに出してみた
善は急げ。カビがこれ以上繁殖する前に早速クリーニング屋さんにグランドピアノカバーを持っていきました。
しかしここでやはりというべきか、カビの除去の範囲が広いみたいでクリーニング料金の他に+1000円前後掛かってしまうと言われました。この料金は実際に処置をしてから判明するということで、料金は後払いということになりました。
そして仕上がりですが10日ほど掛かるようです。流石に1日というわけにはいきませんでしたね。
全て了承して、クリーニングをお願いしました。
注文書。
ピアノカバー以外のものも一緒にクリーニングに出したので表記されています。ピアノカバー以外は値段が載っています。
クリーニングに出したピアノカバーが仕上がってきた
ピアノカバーをクリーニングに出して10日過ぎ。受け取りに行ってきました。
お値段は当初より更に安くなりトータルで「2,000円」ということでした。大分安くすみました。
ただ、お店の人から予期せぬ事をいわれました。カビは全て取れたらしいのですが「大きなシミ」は取れなかったというのです。
?シミなんてあったっけ?
一緒に受け取りに行った私の奥さんと顔を見合わせるも、自覚なし。
まぁ、カビさえ取れれば良かったので問題なしです。ということで引き取って帰りました。
家に着き、ビニールに入ったままのピアノカバーを広げてみると
「シミが取れなかったよ〜」シールが。
申し訳無ささが微塵も感じ取れないシールが逆にカワイイ。
実際にカバーをピアノに装着。
うん、カビはちゃんと取れているみたいです。シミも特に気にならない。(もともと気づいていないレベルですからね。)
値段がコレぐらいなら今後も気兼ねなく出すことが出来ますね。まぁそもそもカビなんか生やさないようにした方が良いのは確かですが…。
追記
ピアノのカバーのシミの原因が判明しました。
我が家の猫が毛玉を吐いたときの胃液でした。
今回のクリーニングが終わって、ピアノに装着した数日後にネコがピアノの上で吐いていました…。
胃液のシミって取れないんですね。