両親学級にて沐浴実習

育児

【両親学級】父親として沐浴実習と妊婦体験をしてきた

更新日:

沐浴実習と妊婦体験ができる両親学級へ父親として参加してきました。体験してきた雰囲気を記しますので行くのを躊躇しているお父さんは参考にしてください。案外楽しんで行ってこれますよ。

市役所が主催する両親学級

市役所で母子健康手帳を交付してもらった時に妊娠・出産や育児に関する色々な資料を頂きました。その中に市役所が主催する両親学級のお知らせがありました。連日やっているわけではないため年間で6コースしかありません。母子健康手帳をもらった時には年度の残りはあと1コースだけでした。
うちの奥さんはそのお知らせを見るなり「出る!」と参加を希望してきました。予約を申し込もうと思っていた矢先、奥さんが絨毛膜下血腫による出血で入院。年度最後の両親学級には参加できませんでした。

奥さんが退院してある程度無事に動けるようになった現在。年度も変わり、今年度も同じ内容で両親学級が開催されることを聞きました。すぐに両親学級へ参加の予約を取りました。無事に出席出来ることになりました。

 

両親学級の内容

私達が参加する市役所主催の両親学級は合計3回(2週間ごとに1回。計3日間)参加するコースのようです。
1日目:参加者交流会、母親と赤ちゃんの栄養について
2日目:赤ちゃんの保育について、沐浴実習、妊婦体験
3日目:妊娠中の日常生活、マタニティ体操、お産の流れとリハーサル
というような内容で実施予定。
両親学級というだけあってママだけでなくパパも参加できる。ただ開催日の3回中2回が月曜日の午前なので、パパの参加率はあまりよくないのだとか。その代わり両親学級の"メイン"とも呼べる沐浴実習と妊婦体験が出来る日は日曜開催で旦那さんが出席しやすいようにしているみたいですね。

そういうわけで、私も平日が仕事なので沐浴実習と妊婦体験ができる2日目だけ参加することにしました。

 

奥さんに聞いた1日目の両親学級の様子

受付後に大きな部屋に通され名札のある席に座って待機。欠席者がそこそこいたらしく空席が目立っていたとか。
人数が少なかったので2グループにまとまって座り直したようです。ちなみに旦那さんも数名来てたようで、旦那さんたちは1グループにまとめられていたようです。
時間になり、両親学級1日目がスタート。
まずは参加者での交流会。それぞれのグループ内であいさつ&自己紹介。今何歳だとか、現在何ヶ月だとか、どこの病院で産むのかといったはなしが出たようです。奥さんのグループは1番年上らしき方が取り仕切ることによって話しがスムーズに進んだみたいですが…。このメンバーの中ではウチの奥さんが妊娠週数が長かったらしく、色々と質問攻めにあったらしいです(笑)
ひとしきり交流が終わると講義に移行。
講義の内容はいたってまじめ(普通)なものだったようです。
途中休憩を挟み、残りもビッシリと講義だったとか。とはいえ学校の授業のように堅苦しい感じではなく、映像を流したりとかもあって自動車教習所の講義のような感じだったとか。
その後も特に問題なく1日目の両親学級は終了。
ただし、ウチの奥さんいわく今後同級生になる可能性がある方もいるかもしれなかったので気を使ったとのこと。確かに地元の市役所の両親学級なのでその可能性はありますね。私も参加する際は気をつけたいと思いました。

 

両親学級にパパとして出席

日曜日の9:00
両親学級が開催されるのは市の交流センターみたいな所でした。駐車場に着くと本日の両親学級参加者らしき方たちがちらほら。コミュ障の私たちは皆さんの姿が見えなくなったぐらいにクルマを出ます。まずは受付。奥さんが母子健康手帳を提出すると"両親学級に参加しました"的なハンコを押してもらっていた。そして奥さんの指名が書かれた名札を渡される。旦那さまのはないみたいです(笑)今日使用するテキストのコピー(1日目にもらったテキスト内の今日使用する分をコピーしたもの)や住んでいる市の子供に関する政策が書かれた書類、冊子などを手渡される。
調理室らしきところに通されると4つの調理台がならんでおり、台の上には沐浴するためのセット一式が置かれていました。新生児らしきリアルな赤ちゃんの人形も寝ています。調理台1つにつき2夫婦が対面で座れるようになっていました。「どこでもいいので座ってください」と言われるがすでに各調理台には1夫婦が着席済み。ぐぬぬ!駐車場で待っていたのが失敗だったか。仕方がないので1番近い調理台に向かい、既に座っているご夫婦に挨拶して着席しました。

9:15
しばらくすると保健師さんが入室。少し開始時間より早いが人数が揃ったので始めるとのこと。室内を見回すと私達を含めて6夫婦12人の参加のようです。(実は2クラスに分かれていて、もう1つのクラスは先に講義があったみたいです。ということで全体の参加人数は12夫婦24人ぐらいか。)

沐浴実習

沐浴担当の保健師さんの自己紹介の後、沐浴実習がスタート。まずは保健師さんが沐浴の一連の流れをお手本として見せてくれるという。参加者全員で1つのテーブルに集まり保健師さんの沐浴演習を見学。その際に色々とアドバイスや注意事項を
教えてもらいました。記憶に残っているのは

  • 赤ちゃんの服を脱がす(着せる)時は腕を動かすのではなく袖を動かす
  • 服や短肌着、長肌着は沐浴の前に準備しておいて全ての袖を重ねておく
  • テキスト通りではなくそれぞれのやりやすいように沐浴させる(要はきれいにできれば良い)
  • 沐浴が終わった後に赤ちゃんについてる水分を振って落とそうとしないように!
  • 服を着せた後に肌着がしわになっていると肌と当たる部分が衣擦れを起こすので、肌着のしわを伸ばす
  • 沐浴後の耳や鼻の穴の水分は綿棒で表面だけ拭き取る

といったことなどなど。
保健師さんの沐浴手本が終了し、それぞれのテーブルに戻っていざ沐浴実習スタート。私達のテーブルは2組なので先に座っていたご夫婦に先行をゆずりました。
前のご夫婦が沐浴の練習をしている間、私達夫婦はその様子をチラ見しながら先ほどの保健師の沐浴手順をおさらい。保健師さんは各テーブルを巡回しながら様子を見たり、質問に答えていました。
前のご夫婦の沐浴実習が終わり、自分たちの番になりました。沐浴前に赤ちゃんの人形を抱っこしてみると、頭が重い!実際のあかちゃんと同じぐらいの重さにしてあるとのことですが、こんな頭が重いんですね。全体の重量でいえば3,000gらしい。うちの猫のほうが重いので抱っこしてしまえばそれほどの重さは感じませんでした。
テキストには10分で沐浴して着替え終えるまで出来るのがベスト!と書かれていたのでそれを目指すことに。
いざ開始!

あっという間に10分過ぎましたorz
む、むずかしい。扱い慣れていないのでもたもたしてしまうし、私の性分でどうしても丁寧に体を洗ってしまいます。これは本番で慣れていくしかないですね…。
私達が沐浴していると部屋の端っこで保健師さんが別の夫婦相手に妊婦体験用のジャケットを着せていました。
なぁ〜にぃ〜、待っている間に妊婦体験できたのか!教えてくれればいいのに!でも後でお願いしてみよう。まずは沐浴に集中だ。

10:25
四苦八苦しながら沐浴実習をしていると保健師さんが突然告げました。「沐浴実習はあと5分ぐらいでおねがいしまーす」
ぬぁ〜にぃ〜、突然過ぎるだろ!私の腕には人形がまだ絶賛沐浴中です。焦った我々夫婦は急ピッチで仕上げに入りました。かけ湯はざっぱァ〜ん!石鹸の泡が残ってるかどうかの確認もせずにおくるみへ。ガサゴソ水分を拭き取り、服を着せていく。腕を袖に通す歳に関節が若干変な方向に曲がった気がしたけど、ハイ完成!ふぅ間に合った。完全に"雑作業"です。焦らせるからいけないんだからね!!自分の子供には丁寧にすることを心に誓いました。
ともあれ沐浴の雰囲気を味わえたし、実際に沐浴の道具を使用できたので自分の家用に購入する時の参考になりました。
1人だと手間取る場面もありますが夫婦2人で分担すれば大分ラクになることが発見できたのも良かったのかなと。育休が取れれば協力できますし。

沐浴実習が全員終わったのを見計らった保健師さんは休憩をした後に次のプログラムである"講義"をする会場へ向かうよう促しました。
それと参加者へのお土産として沐浴剤のサンプルを頂きました。
沐浴剤は入れるだけで赤ちゃんを洗わずに済むらしいです。一見すると手間が省けるお助けグッズのようですが、考慮することがあるとのこと。
1つは単純にコストが掛かるということ。基本的に沐浴は最低1日1回はするべきことで、夏などの暑くて汗をたくさん書いた時には1日2回入れたほうがよいらしいです。つまりはその分お金が掛かるということになります。
2つ目はどうしても沐浴剤が合わない場合があったり、使用していても皮膚に炎症などが出てきてしまう場合があるそうです。その場合は結局せっけんで洗うのが最良の方法だとか。

妊婦体験

この市役所の両親学級ではちゃんと時間を取っての"妊婦体験"はなかったようです。先程の沐浴実習のところでも書きましたが、沐浴実習の合間に希望する夫婦が申し出れば妊婦ジャケットを着せてもらえるようです。

10:30
沐浴実習時間に出遅れた私は講義会場へ向かう前の休憩時間に妊婦体験をさせてもらうことにしました。
イスに座ってジャケットを付けてもらい、立ち上がる。
両親学級にて妊婦体験
おぉ〜、おれ妊婦体験してる!
保健師さんや奥さんから「どう!?」と尋ねられる。
う〜ん、どうと言われましても…(笑)
この妊婦ジャケットは6kgの重さがあるようですが、そこまで重さは感じませんでした。私が男だということや、本当の妊婦のようにお腹や腰に負担が掛かるわけではなく両肩に荷重がかかっているからだと思われます。感覚で言うとリュックサックにおもりを入れ、前に荷物が来るように背負った感じです。ずーっと付けていたら大変なのかもしれませんが、短い間の妊婦体験ではイマイチわかりませんでした。
反対にすぐに大変さがわかったこともあります。お腹で下が見えないというのは何となく先を予測すれば大丈夫なのですが、とにかくしゃがむことや床に近い所での作業が大変だということ。モノが落ちた時に拾ったり、下の方にある戸棚からモノを取る時にお腹が邪魔でしょうがない。これは今後さらに大きくなる奥様を手助けしなければなりませんね。
休憩時間中の妊婦体験だったこともあり(他にもやりたそうなご夫婦がいたため)早々に切り上げました。
そして係員さんの案内のもと講義が行われる部屋へと移動。

講義

10:40
別の部屋に移動し、全員が集まると講義がスタート。先ほどの沐浴実習での方とは違う保健師さんが講義を担当。
講義内容は
・赤ちゃんが生まれたら出す届け出(出生届や健康保険の出し方など)
・出産や育児の際に役立つ制度(貰える補助金や育児手当などのお話し)
・住んでいる市や地域での様々な支援事業の紹介
・生まれたばかりの新生児の特徴について(〇〇な症状は大丈夫、××な症状は注意して!など)
・産後のお母さんの体の変化(大変だからお父さんがいたわってあげよう!)
・お父さんがしてあげられる「思いやり」について
などなど。
さらにはDVD鑑賞もありました。内容は「赤ちゃんはなくもの」「泣いていてもあなたのせいじゃない」「泣いている時のあやしかた」「あやす時には揺さぶられっ子症候群に注意」といったものでした。
講義の方でも特段"交流"といったものはせずに保健師さんが話すことを聞くだけでした。淡々と進んで行き、あっという間に終了。

11:45
少し早いですが〜ということで本日の両親学級は終了となりました。
その後も特段、参加者同士で交流ということもなく帰宅しました。(仲良くなった人たちはやっているのかもしれませんが…)

両親学級にて父親の役割を自覚

そんなこんなであっという間の両親学級でした。もっと参加者たちの交流なんかがあるのかとビビっていましたが、やることが多くてそれどころではないみたいで助かりました。
事前に沐浴体験できたのは勉強になりました。ぶっつけ本番でやっていたら、てんわやんやだったでしょうね…。ともかく沐浴はなかなかに大変な作業だとわかりました。無事に育休が取れれば、沐浴は私の役目となるので頑張りたいと思います!

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