メルシーポットの外箱

育児

中耳炎になりすぎ!電動吸引器で赤ちゃんの鼻水を吸い尽くす

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中耳炎(ちゅうじえん)?何それ?美味しいの?というバカな時代が私にもありました。子供で中耳炎に掛からない者はいないとまで言われる耳の病気。多分に漏れずに我が子も掛かってしまい、初めてどんな病気かを知りました。悪化すると怖いものです。予防、悪化を防ぐためにはコマメな鼻水の吸引が必要になってきます。
わが家はあまりにも中耳炎になりすぎるので電動の吸引機を導入しました!今回はそんな電動吸引機購入までのお話です。

保育園に行きだしたら中耳炎が発症

保育園へ入園し、通いだして3日目。
早速何かのウィルスを伝染されたのか、鼻水が出るようになってました。
入園するまでは病気らしい病気をしなかったので、鼻水が出たときには少し焦りました。そして初めて38℃を超える熱もでたので、予防接種をしてもらっている小児科を受診。先生からは「風邪だね。保育園に行きだしたら色々伝染るのは当たり前。これぐらいの鼻水は垂らさせておけばいいのよ」と言われました。そして「本当はこれも出したくはないんだけどね〜」と言われながら弱い抗生剤を処方されました。
処方された抗生剤を飲ませながらしばらくこどもの様子を観察しました。しかし鼻水は一向に止まらず、咳をしだしたうえに、喉から「ヒュー、ヒュー」といった音が聞こえるようになってしまいました。

再度受診すると先生が「あらー、気管支炎になっちゃてるねぇ。気管支炎を鎮める薬と咳止め出しとくから飲ませて」との診断。
えぇ…
前回の時にひどくならないように処置してくれれば気管支炎にならなかったんじゃあ…と夫婦で思いました。
処方された薬を飲ませていると徐々に「ヒュー、ヒュー」という音はしなくなりました。

しかし数日後に子どもがまたもや鼻水を垂らし、熱をだしました。今回は何やら耳が痒いのか、耳周辺を手で掻いています。また同時に私の奥さんも「喉が痛い」と言い出す。これは親子揃って感染かな…。
こどもをいつもの小児科に連れて行くのが気が引けました。この症状をまた甘く診られたらどうしようと思ったからです。そこで奥さんが通院している内科の病院で子どもを診てもらえないかを電話で打診。小児科はないのですが病院からはOKを頂く。
なぜこの病院に連れて行こうかと思ったのか。それはこの病院が昔は耳鼻科もやっていたからです。内科一本に絞ったらしいのですが昔の名残から耳や喉も丁寧に診てくれることで地域では有名でした。とりあえず今回はこどもの耳も一緒に診てもらいたいのでちょうどいいかなと思った次第です。

というわけで子どもをつれて病院へ行きました。
先生に丁寧に(耳や鼻も)診てもらいました。結果、中耳炎になってしまっているとのこと。しかもかなり進行していて、かなり痛いのではないかと。熱は中耳炎からくるもので、中耳炎が治ってくれば下がるようでした。かなり進行しているので本業でやっている耳鼻科で診てもらったほうがよいとのアドバイスを頂きました。

まさか中耳炎になっているとは…。
こどもは中耳炎になりやすいと聞いてはいましたが…。
というわけで内科病院を後にして早速耳鼻科へ向かいました。ちなみに奥さんは風邪でした。こどもに伝染されたのだろうとのこと。

鼻水を吸い取る必要性を耳鼻咽喉科で教わる

奥さんのおかあさんが普段通っている耳鼻咽喉科医院が良いと聞いていたので、そこへ向かいました。
耳鼻咽喉科院内へ入ってみると…混んでる!なんで耳鼻咽喉科はいつもどこでも混んでるんでしょうか(汗)
とりあえず受付を済まし、どれぐらい待つか聞いてみると約2時間とのこと…。まぁこの混みようですしね。自宅に近いため一時帰宅して待つことにしました。
1時間45分後。耳鼻咽喉科へ再度向かいました。受付で確認するともう少し掛かるとのこと。しばらく院内で待っているとやっと呼ばれました。

診察前に内科(病院名を伝え)で診てもらったことを伝えたうえで、耳と鼻を診てもらいました。するとやはり中耳炎でかなり進行しているとのこと。ただ鼓膜を切って膿を出すほどまでは行ってないので、薬で治るとのことでした。とりあえず鼻の中に溜まっている鼻水を先生に吸ってもらいました。鼻の中に管を入れてズーッ、ズーッと吸い出される鼻水!すげーや!!めっちゃ出てくる!!※当然こどもはすごい嫌がってます。

先生からは今回の中耳炎は「急性中耳炎」というものだと説明がありました。
よく「中耳炎、中耳炎」と言いますが、中耳炎には2種類あるようです。こどもがよくなる中耳炎は「急性中耳炎」が多く、その原因は風邪を引いたことによるものらしいです。風邪をひいた時の鼻水はウィルスや細菌が満載です。その鼻水が耳の方(中耳)にまで行ってしまい、中耳の粘膜が感染し炎症を起こすのが原因らしいです。こどもの鼻と耳の間は大人と比べてまだ短いので、鼻水がすぐに中耳にまで入ってしまうようです。

というわけで、先生からは鼻水が出たら鼻水吸い取り器などでこまめに吸ってあげることが中耳炎予防になると教わりました。お風呂の後だと湿気で鼻の穴の中が通りやすくなっているので吸いやすい!とも教えてもらいました。
吸い取りづらかったり、ちゃんと吸い取りたいと思ったら病院に来てくれればいつでも吸い取りますよとのことで診察は終了。
帰りに"中ぐらいの強さ"の抗生剤をもらいました。

家に帰る前にドラッグストアで手でポンプを押して鼻水を吸える「チュチュベビー 鼻水キュートル 2WAYタイプ」を購入。
これで先生に言われたとおりに鼻水を吸ってあげようと思いました。
家に帰り、早速ドラッグストアで買ってきた鼻水吸い取り器で子供の鼻水を吸ってあげることにしました。
この製品は「ポンプを手動で押して吸引」と「親がチューブから口で吸って吸引」の2パターンができる機能が付いています。
親がウイルスを吸うわけにはいかないので手動で行ってみることにしました。
では早速。
「シュポシュポ…」
あれあれ〜?なかなか吸えない…。
子供の鼻水の粘度が高くて思うように吸えません。
その後も頑張って角度を変えたり、強くポンプを潰したりして試してみました。しかし納得のいく鼻水の取れ方が出来ませんでした。
多分もうちょっとサラサラの鼻水であればうまく吸えるんでしょうが、私の思うような吸え方ではありませんでした…。
「チューブを使用して口で吸う」という道も残されていますが…子供の危険度MAXな鼻水を吸う気にはなれずに断念。
仕方ないのでその日はなるべくティッシュで鼻水を定期的に取ってあげました。
次の日以降もなるべく耳鼻科へ通うようにし、鼻を吸ってもらいました。その後も購入した鼻水吸い取り機を数度試してみましたが、やはりうまく吸えませんでした。

鼻水吸引器(電動)の購入を決意!で、どれがいいの?

その後、耳鼻科通いのおかげで中耳炎は治りました。

しかしその後も保育園で誰かに菌をもらうのか、度々鼻水がたれ、中耳炎になってしまいます。
その度に耳鼻科へ行き鼻水を吸う生活が続きました…。

そんなある日、私も一緒に耳鼻科へ付いて行った日がありました。そこで先生とお話する機会を得ました。
先生との会話の中で、ある一言にハッとなりました。
「お父さんお母さんは花粉症ですか?」
「はい。毎年春になるとつらいです」
「その時を思い出してください。鼻水が出てる時に鼻をかめなかったらどんな気分ですか?」
「…。最悪ですね」
「まさにお子さんが今そんな状態なのです。なので子供の鼻水はできるだけ吸ってあげてください」
私は子供が置かれている状況の重大性をはっきりと理解しました。これは何とかしてあげなくてはいけない!と。

家に帰り、鼻吸い取り機で他に何かいいものがないかと検索しました。
今までずっと手動や口で吸うもんだと頭の中でイメージが固まってしまっていました。それがふと、耳鼻科の先生が電動で鼻水を吸ってるんだから家庭用でもおなじようなものががあるんじゃないかと思いました。
そこで「鼻水吸い取り器 電動」で検索してみると…。
あった!やはりありました!そりゃ、ありますよね〜。
電動の鼻水吸い取り器について色々調べてみると、レビューでの高評価な商品が2つあるようです。
メルシーポットとスマイルキュートという商品。
両者それぞれ特徴はありますが、どちらも性能は申し分なさそうです。ただひとつネックなのがお値段。どちらも1万円ごえです。鼻水を吸うのに1万円…。
鼻水を吸う期間なんて鼻がかめるようになるまで(3歳ぐらい)までの期間でしょう。その短い期間のための1万円超えの出費…。
悩みました。しかし、しかしですよ!先生の言葉が頭に響いてくる!!次の瞬間アマゾンでポチりました。

電動鼻水吸引機「メルシーポット」【レビュー】

メルシーポットの本体
私が買ったのはこちら

大人の私が小脇に抱えられるほどの大きさです。設置もラクラクですね。
作動音は「若干大きいかな」という気はしますが、我慢できないというほどではありません。音に敏感な赤ちゃんはびっくりしてしまうかもしれませんが、慣れだと思います。うちの子も最初は起動させる度に逃げ出してました。しかし最近は鼻水を吸ってもらうと自分が楽になるとわかったみたいで無抵抗で座るようになりました。

肝心の鼻水の吸い取り力ですが「申し分なし!」これぞ求めていたもの。
鼻に当てるとズズズゥーーーー!と吸ってくれます。まさに科学の力!
付属のクリップを5秒間押して吸引力を高めることでより粘度の高いものでも一気に吸い出してくれます。
吸い終わった後の鼻水が溜まる容器の中を見てみると成果がはっきりとわかります。汚いので画像でお見せできないのが残念です。
これは是非試してもらいたい。

使い方:
まず少量の水を吸い、チューブ内を濡らす。これはチューブ内に鼻水がくっつきにくくするため。
そして赤ちゃんの鼻にノズルを当てること3から4秒。鼻水が吸われ続けます。それを左右の鼻で繰り返します。
粘度が高い場合は付属のクリップを使用。吸引力が高まります。
取り回しがしやすいので我が家では奥さんが鼻吸い係で私は子供を抱っこ。2人でやればわずか数分の作業です。

気になるお手入れ方法ですが一日一回、全てのパーツを洗浄するのが望ましいようです。まあ吸い出すものがウイルス付きの鼻水なので清潔にした方がいいのは確かですしね。
1日に何回も吸う場合は鼻水が入る容器とノズルの先っぽを毎回洗浄しておけばOKです。要は鼻水が付いた場所は洗っておきましょうということです。
肝心のパーツですが全て分解するとこれだけの量になります。

メルシーポットのパーツ類
こんなにあるの?と思われるかもしれませんが、赤ちゃんの世話をしてきた大変さに比べればなんてことはありません。
あ、画像にはチューブが入ってませんが、チューブも洗ってくださいね!

メルシーポットを購入すると説明書のほかにわかりやすいマンガでの解説も一緒に入っているので、めんどくさがり屋さんはそちらを見るといいかと。

まとめ

中耳炎になってしまった時
平日:朝、お風呂後、寝る前に(昼は保育園に行ってるため吸えず)
休日:定期的に2〜3時間毎に
と吸ってあげていると中耳炎が悪化することは今の所ないので、やる価値はあるのかなと。何より鼻水を吸ってあげた後が過ごしやすそうにしていると吸ってあげてよかったなと思います。
※吸っても鼻水が出る原因のそもそもの病気(風邪とか)が治るわけではないため、ちゃんと原因の病気を治すための治療も不可欠です。

また「鼻水がたれてきた時」「鼻くそが目立つ時」などにも吸ってあげるようになったので、中耳炎になってしまっていても前ほどひどく進行していることはなくなりました。

中耳炎の予防や悪化しないようにするためにも鼻水の吸い取りは重要です。よく吸ってあげるためにも電動を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

 

追記
その後も何度となく中耳炎になり。耳鼻科通い&家で鼻水吸い取りを繰り返しました。
3歳になる頃には体が成長したのか中耳炎になる回数が圧倒的に減りました。言い換えれば3歳まではこのメルシーポッドに大変お世話になりました。

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