妊娠した奥さん(妊婦)用にお風呂で使用する椅子を購入しました。
お腹が大きくなってくるとしゃがむのが大変になるというので座面が高いものを選んでみました。奥さん曰く「とても座りやすくてよい感じ」というので皆様にもおすすめしてみます。
妊婦の入浴は注意が必要
妊娠が確定してから数日後、奥さんから不安になるような事を告げられました。
「お風呂で転びそうになっちゃった。(テヘペロ)」
おいおいおい、そいつぁ穏やかじゃねーぜ!
詳細を聞くと、入浴後に髪と体を洗った後に泡を流そうと立った時の出来事だったそうです。その時はお風呂の縁に掴まり事なきを得たようですが…。
危ない以外の何物でもない!
今後お腹が大きくなり、より身重になったときには足元も見えづらくなるだろうし今回のように自身を支えられるとも限りません。
というわけで何か対策を考えなければと思い立ちました。
お風呂場で妊婦が滑らないようにするためには
滑り止めマットを敷こうかとも思ったのですが、奥さんの方からお風呂用の椅子を買ってほしいと頼まれました。どうやら以前に妹さんが里帰り出産で実家に帰ってきていた時に介護用のお風呂の椅子を使用してお風呂に入っていたのを見たそうなのです。
※介護用の椅子はおばあ様の入浴に使用していたものだそうです。
お腹が大きくなるとしゃがむのも大変で石鹸やシャンプーも取りづらくなるのでその椅子が大活躍したのだそうだ。
なるほど、確かにお風呂用の椅子ならば座ったままシャワーで洗い流せる。直に床に座るより態勢も楽だし、立って洗い流すより安全だ。
妊婦用としてどんなお風呂の椅子が良いか
お風呂用の椅子といっても様々のものが販売されている。
形状もさることながら高さや座面の広さなど色々だ。それこそ介護用の専門的なものまである。
上記で書いたように介護用が一番信頼感はあるのだろうがいかんせんお値段が高い。何より妊娠・出産が終わった後にその椅子どうするの?
というわけで以下の条件のお風呂の椅子を探すことにしました。
椅子の足が滑りにくい
そもそもこの性能がなければお話にならない。ほとんどの製品は問題ないでしょうが、設置する床との材質の相性もありそう。
壊れにくい(耐荷重が妊婦でも大丈夫なもの)
これも重視しておかなければマズイ項目。椅子が壊れて床に激突とか笑えない。安いプラスチック製品なんかは耐久性に問題がありそう。
お風呂の椅子の座面が高い
案外いろんな高さのバリエーションがあることをお風呂の椅子を探していて知った。
実際に売っている商品の座面の高さを雑誌を重ねて再現。妊婦の奥さんに実際に座ってもらったところ、40cmの高さのものが一番座りやすいとのことでした。
座面が低いと座りにくく、これからもっとお腹が大きくなるとしゃがみ辛くなるだろうとのこと。ただ高いと椅子から落ちた時が怖いので、座面が広いことも重要となってくる。
性能に見合ったお値段(5,000円は超えない)
安すぎても耐久性とかで怖いので上記の性能を備えていれば5,000円ぐらいまでは出しましょう。ということです。
以上の条件に合ったお風呂の椅子を探してみました。
リッチェル 腰かけTX 「ハユール」 ホワイト【レビュー】
というわけで購入したのがリッチェルのお風呂用の椅子( 腰かけ) 「ハユール」です。
高さが44cmの一番高い椅子です。ひとつ下サイズの評価がよかったので品質は問題なかろうとの判断です。
滑りにくさ
各足にシリコンゴムが設置されているので普通に座る分には問題なし。
頑丈さ
男性の私が座ってもビクともしなかったので、妊婦さん程度なら余裕でしょう。
座面の高さ
座面部分までが40cm。背中部分の出っ張りまでが44cmとなっています。かなり高く感じますが、実際に座ってみると座りやすいです。
サイズ感がわかるようにA4用紙との比較も載せておきます。
座面も幅広なので、骨盤が広がった妊婦さんでも十分広さを感じられるようです。参考画像を載せておきます。
お値段
私が購入した時には3,428円でした。そこらのホームセンターで売っているお風呂の椅子と比べてしまうとお値段は高いです。しかし性能面や安全性を考えれば納得できる価格なのではないでしょうか。
注意点
でかいです。設置面積のことはあまり考えていませんでした。一番上の写真が我が家のお風呂に設置してみた所なのですが、かなりの存在感です。実に洗い場面積の8分の1ぐらいは持っていかれてます。
このお風呂の椅子に限らず、お風呂場が小さめのおうちの方は必ず床の面積とお風呂の椅子の面積を確認してからご購入ください。