我が家が完ミ(完全ミルク育児)に至った経緯・理由を書き記しておきます。世の中にはどうしようも出来ない事があります。我が家では母乳育児が望めませんでした。しかしいざ始めてみると不安ながらも案外楽しかったりしますよ。同じような境遇雨の方が見て少しでもやる気が増えてくれれば嬉しいです。
持病の薬を飲みながらの妊娠
子供を授かる前から妻には持病がありました。基本的には毎日お薬を飲まなくてはなりません。
結婚から数年たち、二人での生活にもなれ始めた頃に夫婦2人で「なんとなく子供が欲しいなぁ」みたいな感じになりました。
そこで妻のかかりつけ医に妊娠を希望している旨を伝え、相談することにしました。というのも服用している薬が赤ちゃんにどう影響するかあまりにも知らなすぎたためです。
かかりつけ医からは飲んでいる薬は妊娠してもお腹の赤ちゃんに対してはあまり影響がないと説明を受けました。
医師の指導の元、妊娠に向けた体制づくりを始めました。そしてわずか数カ月後に妻の妊娠が発覚。晴れて子供を授かることができました。
母乳育児ではなく完ミを勧められる
女性クリニックで妊娠が確定しましたが、持病の関係でかかりつけの病院で出産したほうがよいということになり、紹介状を書いてもらいました。
そしていつものかかりつけの病院内にある婦人科に通うことになりました。しかし妊婦健診を何回か受けた時に産婦人科の先生から次のようなことを言われました。
「母乳育児を希望しますか?その際には今飲んでいるお薬は赤ちゃんに影響があるので止めないといけませんが…」
えぇ…。病院内での伝達や連携はどうなっているの??そんな話は全く聞いていませんでした。
持病の方のかかりつけの先生に相談すると、薬を飲まないことでのリスクはかなり高いとのこと。母乳育児はあきらめて、ミルクで授乳することを勧められました。
完ミへの決意
母乳育児が難しいという話を持ち帰った妻。2人で授乳問題についてどうするかの話し合いをしました。
母乳で育てることのメリットと持病の薬を止めることのデメリット。
母乳とミルクで育てることの違いなどを調べました。
そして、妻の気持ちを優先させながら、結論を出しました。
我が家は完全ミルク育児で生まれてくる赤ちゃんを育てることにしました。ミルクだけで育っている赤ちゃんは実際にいるし、薬を止めるデメリットの方が大きいと判断したためです。
まとめ
このような経緯を経て我が家は完全ミルク育児へと舵を取りました。
完ミの道への決断はしましたが、出産までのあいだに妻はだいぶ悩んでいたようです。
そして出産してミルク育児が始まってからもかなり母乳をあげられないことに苦しんでいたようです。
しかし、離乳食を始める頃には開き直って(?)ミルク育児で良かった!と言えるようにまでなりました。
完ミをしようとする方たちは様々な理由があるかと思われます。葛藤はあるでしょうが、赤ちゃんはいずれ卒乳して普通の食事をするようになります。その時には笑って「ミルクで問題なかったね」といえる日が来るはずですので、あまり思い悩まないようにしましょう。