以前にカビたカラーボックスを処理した記事を書きました。処分してしまったので新たに本棚を用意する必要が出てきました。しかし同じカラーボックスだとまたいつしかカビが発生しないとも限りません。そこでカビが発生しづらそうで、風通しが良く、例えカビが発生したとしても掃除がラクな本棚を購入することにしました。
カビが生えづらい本棚とは?
では具体的にどんな本棚だったらカビが発生しづらく、発生しても掃除がラクな本棚なのか考えてみました。まずカビが発生しづらいとなると、風通しが良いモノとなります。カラーボックスのように収納の背の部分に板があったりすると風通しが悪くなります。なのでボックス型ではなくラック型の収納にしようと考えまました。
次にカビても掃除がしやすいについて。カラーボックスの時は木材の内部にまでカビが生えてしまって除去が出来ませんでした。ならば素材は金属で簡単な構造で出来ているものならすぐに分解してお掃除が出来るのでは?と考えました。
これらを総合的に踏まえると金属製の収納ラックということになります。さらにはどうせ新調するのならそれなりの大きさのものが欲しいということになり天井付近まで収納できる突っ張り棒式の書棚を購入することにしました。
和室に突っ張り収納ラックはNG?
設置予定の部屋は和室です。しかし和室に突っ張り棒式の収納ラックは良くないという意見を多数ネット上で見かけました。畳の上に置いてしまうとラックの重みで畳が沈んでしまうとか、和室の天井は薄いので突っ張り棒で強く固定しようとすると突き破ってしまうとか…。
ならば床の間の板張りの床の部分に設置し、その床の間の天井部分なら和室全体の天井とは違う造りになっているから大丈夫だろうという安易な考えで購入を決意しました。
ニッセンさんで大型の家具を扱わなくなるということで在庫セールを行っていました。ここぞとばかりに購入。しかし注文が込み入っているのかお届けまで2週間ほど掛かるというお知らせが。まぁ気長に待ちます。
突っ張り収納棚が到着
数週間後、ニッセンさんから突っ張り収納ラックが到着。
案外小さい?
組みたたれば大きくなるのでしょう。早速組み立てていきます。
設置予定場所はここ。
材料はコチラ。これらを組み立てていきます。
2人で組み立てましょう。と説明書には書いてありますが1人で約2時間で組み立てられました。
あとはこれを床の間に設置すれば…。あれ?は、入らない!?
購入時に高さを測って購入した時はピッタリ入る予定だったのになぜか入らない!?突っ張り部分のほんの数cmが引っ掛かる。
まじかー…。
落ち込んでいても仕方がないので別の設置場所を模索することに。とはいえネット上の意見の通りだと和室の畳に直置きはまずいとのこと。
えぇ〜い、考えていても始まらない。ダメ元で試行錯誤しながら和室に突っ張り棒収納ラックを設置してみる事に。
といわけで新たに設置した場所はこちら
先ほどの床の間よりも風通りは良い場所です。梅雨時期は扇風機を回している場所なので。
で、流石にそのまま畳に直接置くのは流石にマズイと感じたのでスノコを敷いてみました。これで幾分かは重量を分散できるはず(その分安定度は下がったかもしれませんが…)
問題の天井ですが、我が家の天井はそこそこ厚かったみたいです。本気でぎゅうぎゅうに締めてわけではなく、ぐらつかない程度に締め付ける分には天井を突き破るということはなかったです。和室に設置したい方は事前に天井を押したりして調べてみるのもいいかもしれないです。
いくつか本や物を収納してみました。
うん、いい感じです。
無事に和室に突っ張り棒収納ラックを設置できました。しかしいつ倒れてもいいように上段の方は軽めのものを置くことにしました。私の場合はコミックや空き箱などです。猫が乗ることも心配してましたが以外に乗りませんでした。あまりお気に召さなかったのかな?
収納力に関して
これは購入した商品の作りによって全然違うとは思いますが、もしこれから買う予定がある人は注意したほうが良い点を記しておきます。
入れたい物の大きさによっては棚の設置数が減る
私は資料的な本や雑誌、A4フォルダーなど大きめな書籍関連が多かったため棚ごとの設置間隔を広めに取りました。すると設置できる棚の位置的にどうしても1つ棚が余ることに。すべての棚を平均的に設置する使い方なら問題ないのでしょうが、私みたいに棚ごとに異なる大きさの物を収納したい場合は、棚をどのように設置できるのかをよく調べてから購入したほうが良いと感じました。
重いものを棚の中央に乗せるとたわむ
構造的にどうしようもないのですが、棚の中央に重い物を乗せると棚が少したわんで中央部分が沈みます。使用している棚のスチールが薄すぎるのが原因かもです。
私の場合、A4コピー用紙500枚×2とB4コピー用紙500枚×2を中央に乗せるとたわみました。普通に本などを並べて使用する分には大丈夫だとは思いますが注意が必要だと感じました。