カインズホーム_見積もり

生活

床下のシロアリ・カビ・湿気対策で相見積もりを取ったので比較してみる

更新日:

害虫駆除をしてもらおうと床下に潜ってもらったら、それ以上の問題が発生しました。(前記事参照)その問題は大きく3つで、「シロアリがいた」「床下の木材にカビが発生」「地面からの湿気がすごい」ということでした。これらを解決するための対策案と見積もりをいくつかの業者さんに依頼してみました。

相見積もりに至るまで

湿気対策は後に回すとしても、シロアリ駆除はなるべく早く実施しなくてはいけないはず。まずはネットで「シロアリ駆除」の情報を得ようとしました。シロアリ駆除業者さんのWebサイトはいくつもありますが、値段が業者さんによってバラつきがある…。使用する薬剤などや地域によって違うのでしょうが。
続いて湿気対策についても調べてみるが、こちらの方がさらに価格の差がありすぎる。ともあれ、我が家の坪数で各会社それぞれの値段表から計算してみる。すると100〜140万円ぐらいの幅がでました。これはあくまでネットに載っていた会社のもので、地元の施工業者さん1社だけにお願いしたのでは「相場の値段」がわからない。これはいくつかの会社さんに見積もりをお願いして「地元の相場」を知らなければと思いました。ついでに3つの問題に対してどのような対処が必要なのかを聞くことでその業者さんの力量を計れるかもしれない。
というわけで3社ほどに相見積もりを取ることにしました。

 

カインズホームさんの床下問題への対策と見積もり

まずはともあれ最初に床下の問題を発見してもらったカインズさんに見積もりを依頼することに。といっても実際に作業するのはカインズ指定工事店になっている下請けの業者さんです。カインズホームに電話した方が良いのか、この指定工事店に電話したほうが良いか悩みました。しかしこの指定工事店に直接依頼したら安くなるんじゃね?と思い、名刺にあった指定工事店に直接電話することにしました。
色々と経緯を説明して床下問題の見積もりをしてもらいたいことを伝える。すると「シロアリ被害が広がらないように早いほうが良いでしょう!」ということで2日後の夕方18時30分に再度我が家で詳しく説明しながら見積もりを頂くことになりました。

2日後。
時間ピッタリに到着。見積もりを取るためにはまず家の間取りが必要とのこと。私が住んでいる家の所有権はお義父さんものなので、そういった家関係の書類は全てお義父さんが所有しています。
間取図は持っていないことを伝える。
すると、「じゃあ私がパパッと調べちゃいますね。」と方眼紙と筆記具を取り出す。「各部屋を見て周っていいですか?」というのでOKを出し、間取図を書いていってもらう。シロアリがいた部屋に入った時にグランドピアノがあるのを発見した業者さん。この部屋の床が普通の床なのは前回の床下点検で調査済みです。
ピアノのための床の補強はしないんですか?と問われる。
グランドピアノを置く時に見てもらったが特に問題はないということだったを告げる。しかしいずれ2台めを置きたいと思っておりその際には補強が必要かを尋ねる。
すると、その際はした方がよいでしょう。しかし、もし今回ウチで床下の工事をやって頂けたら無料で補強しますよ。と言われる。
…え。マジで!?そんな簡単に決められるものなの?
ひとまず、その場は「そうなんですか?それはありがたいですね〜」と言い、間取り作成を続けて頂く。

我が家の間取り作図が終わり、いざ見積もり作成開始です。
業者さんの最初の一言として「やっぱ広いですねぇ〜…」
そう、我が家は平屋一戸建てで横に長いのです。今どきの地方の建売一戸建て住宅と比べると約2倍ほどあります。それが首をしめる結果となります。
基本的には材料費×面積となるようです。

で、算出して頂いた見積書がコチラ。
カインズホーム_見積もり
総額1,280,000円。高い。

いや覚悟はしてました。というか、ある意味予想通り。なぜならカインズさんのWebサイトに各作業の工賃が記載されているからです。それを見積りして貰う前に試しに自分で算出してみた時とほぼ変わらない金額だったからです。
やはり値段は変わらなかったかぁ。というのが第一の感想です。

その後各項目について説明を受けました。
◯シロアリ駆除【カインズホーム】
フマキラーの薬剤を使用。5年間保障で床下のシロアリ点検を毎年しに来てくれる。この5年間にシロアリ被害が発生したら再度薬剤散布をしてくれる。薬剤は全面散布だが玄関は石材が床に張り付いているため、床下に潜って散布が出来ない。なので通常はその石材に数カ所穴を開けてそこから薬剤を注入する。その穴を開ける作業を「スクラブ」というらしいのだが、その作業はサービスとのこと。
使用薬剤のチラシ
カインズホームのシロアリ駆除薬剤

◯防腐・防カビ処理【カインズホーム】
こちらも5年間保障。ただ、湿気対策をちゃんとすれば今後はカビが生えなくなるだろうから、あまり心配しなくてよいらしい。
防腐・防カビ対策の使用薬剤
カインズホーム_防腐・防カビの薬剤

◯湿気対策【カインズホーム】
玄関を除いた床下全面に撒く。この家の場合は湿気がひどいとはいえ、湿気レベル的には普通ぐらいなので1㎡に2袋を撒けば十分だとのこと。なので28.5坪×2袋で見積もりを計算。この調湿剤の下に敷く防湿シートとその施工代はサービス。(サービスということだが、元からその料金が折込済みでの価格なのでは?とも思うが確かめられなかったです。)
使用する調湿材
カインズホーム_調湿材

◯その他のおまけ【カインズホーム】
カインズホームというよりその指定工事店さんがおまけしてくれるというものです。
1つが先ほど書きましたピアノ下の床の補強工事。
2つめがそもそも頼もうとしていた害虫駆除。
ピアノ補強工事は何も言わずに施工しちゃうと作業員さんが会社をクビにされちゃうというので、見積書に書いてから値引きというカタチで処理するとのこと。

ひとまず以上がカインズさんの床下問題に対する対処方法と見積の内容となります。
で、気になったいた疑問を作業員さんにぶつけてみる。
「カインズさんにお願いするというのではなく、御社にお願いするというカタチにできるんですか?」
つまりはカインズさんに取られる利益分安くできるんちゃうん?ということです。
それに対しての回答は、
「それはよく言われるんですが、出来ないんです。」ということでした。
深い理由までは聞けなかったのですが、契約か何かなのか、そうやって契約を横取りするみたいなことをしてしまうと捕まっちゃうらしいです。(誰にかな?)
さらに、もしバレると今後カインズさんに仕事を回してもらえなくなるらしく、それは厳しい!ということでした。
まぁ事情は察したので、これ以上は突っ込まなかったです。
言い換えれば、カインズさんでやる場合は全国一律の料金設定でできるということ。ある意味不公平感はなくなりますね。

 

中堅どころのリフォーム屋さんの床下問題への対策と見積もり

次に見積もりを依頼したのはリフォームがメインの会社さんです。地方だけでなく都内まで営業店がある会社です。規模的には中堅どころと言った感じでしょうか。名前を聞いてもたぶんわからないでしょう。かといって名前を出すと私の身バレがするので出せません。恥ずかしがり屋さんなもんで。
で、なぜこのリフォーム屋さんなのか。それは以前に私の実家のバスルームをリフォームしてもらったことがあるからです。その時も私の父が数社に相見積もりを取り、その中で費用対効果が一番良かったのがこのリフォーム会社さんでした。なので父に今回の床下問題のことを相談し、このリフォーム会社さんを紹介してもらいました。
簡単に今回の床下の問題が発覚した経緯を説明し、相見積もりだが見積もりをして頂くことを了承してもらう。このリフォーム会社さんも床下の点検をしたいとのことで、作業員さんと一緒に行ける日が一番近い土曜日ということ。問題ないのでその日の午後に来てもらうことになりました。

土曜日の午後。
現場から直に来たのか、先に作業員さんが到着。営業さんが来る前に先に床下を見てもらうことに。隠してもしょうがないのでカインズさんで知ったシロアリの場所を伝えておく。
作業員さんが着替えて床下に潜っていってからしばらくしてリフォーム会社さんの営業の方が到着。
営業さんにより詳しい今回の経緯を説明する。そして既にカインズさんからは見積もりを頂いていることを明かす。
営業さんと話していると作業員さんが床下の点検から戻ってくる。そしてデジカメで撮ってきた床下の写真をみんなで確認。「確かにシロアリの蟻道が上っている。カビも発生していて、湿気もありますね。」という報告でした。

場所を居間に移して打ち合わせ。
こちら側からの要望としては、「床下問題への解決作の提案」と「それに対する見積もり」を出して欲しいと伝える。
解決策を提案してほしいと思ったのは、このリフォーム会社の力量を計りたいと思ったから!とまではいかないですが、会社によって解決策が違ってくるのかな?と単純に興味があったからです。
それに対してリフォーム会社の作業員さんの解決策は以下のような提案をしてきました。

◯シロアリ問題&防腐・防カビ【リフォーム会社】
シロアリ駆除の薬剤を散布。その使用薬剤に害虫駆除と防腐・防カビの機能を持ったものを使用すれば薬剤散布が1度で済むので体に負担が少なくなる。その薬剤事態は別に危険なものと言うわけではないが、薬剤を何回も撒くということに抵抗があるのでなるべく回数は少なくしたほうがよい。

◯湿気対策【リフォーム会社】
調湿剤での湿気対策をすすめられる。袋に国産の炭が入ったものを地面に設置していくタイプ。袋の下の面がビニールになっているので、その袋を敷き詰めていけば、防湿シートを敷いたのと同じ効果も得られる。さらに袋タイプなので地面が凸凹しようが一定の量を敷き詰めることが可能。(石タイプなどでそのまま敷き詰めると凸凹が激しい場所では量を一定でしきつめられない。)そして国産の炭なので性能が良く、湿気だけでなく有害物質なども吸着するという。ただし良いものなのでその分値段も高くなってしまう。

という提案を聞いて、根本的な解決方法はカインズさんと変わらないことを確認できた。どちらの会社も私を騙すような真似はしていないということ。つまりは大体解決方法はおなじようなものだと認識できた。
ここでリフォーム会社の営業さんが見積もりについて確認してきた。相見積もりをしようとしているのならカインズさんと同じ施工内容で金額を出した方が比較しやすいのでは?と。
まぁ、確かに。
私の中でカインズさんの提案が1つの解答となっていたので、他の業者さんの意見も聞きたかったというのが本音です。なので解決策がほぼ同じだとわかった今、同じ施工内容でいくらぐらい違うのかを確認したほうがよい。
というわけで、カインズさんの見積もりの施工内容をお見せすることに。その際にリフォーム会社さんの営業さんに訪ねてみました。
「金額も見せたほうがよろしいですか?」
すると少し悩み「私がカインズさんでしたら見せられたくはないはずです。なので金額は隠してみせてください。」と言ってきました。
うむ。よくぞ申した!それでこそ漢だ!
カインズさんの見積もりを金額を隠しながら見せ、どういった施工をするか営業さんと作業員さんに説明していきました。
とはいってもリフォーム会社さんとほぼ同じ解決策だったので、「カインズさんのこの内容はウチならこうですね。」みたいなやり取りでした。
で、大切なこととして、カインズさんがピアノの部屋の床の補強を無料でやってくれるという情報をリフォーム会社さんにも伝えました。別に無料でやっていただこうと思っているわけではなかったのですが、一応念のため。
すると営業さんは「わかりました。その補強も含めて見積もりします。そうすれば全て同じ施工内容で比較できますよね。」と心強いお言葉を頂く。
うむ。よくぞ申した!私は信じておったぞ!
というわけで、この後作業員さんがカインズさんと同じく間取りを調べて行きました。私が坪数をすでに知ってはいましたが、自分の目で調べないと信じられませんもんね。
見積もりができた際に持参するか郵送するかを尋ねられました。もし持参するのならその際に詳しく説明してくれるとのこと。
ひとまず今回は見積書だけが目当てだったので郵送してもらうことにしました。(それ以上にもし持参までしたもらって、カインズさんより見積額が高かったときに対応がギクシャクしちゃいそうだったので。)
これにて打ち合わせは終了。

1週間後。
無事に見積書が届きました。封筒を開けて奥さんと一緒に「せーの」で見ることに。
なんか通知票をみる時みたいなドキドキ感です。
せーの
リフォーム会社_シロアリ駆除の見積もり_その1リフォーム会社_シロアリ駆除の見積もり_その2リフォーム会社_シロアリ駆除の見積もり_その3

リフォーム会社_床下調湿の見積もり_その1リフォーム会社_床下調湿の見積もり_その2リフォーム会社_床下調湿の見積もり_その3

!!
…あれ?見間違いじゃないよね?
…や、安い!
シロアリ駆除と湿気対策合わせての金額が758,000円。
カインズさんと比べて約50万円も安いです。
まじか〜。こんなに違うもんなのか〜。
正直カインズさんの金額前後は覚悟していました。
というより、同じぐらいの金額だったらカインズさんでいっか〜!ぐらい考えていたのですが、これほどの金額差ともなると一気に形勢逆転です。
いや、反対にこんなに安いと若干不安すら抱いてしまいますが…。ネットの相場よりも大分安いですし…。

 

排水管の高圧洗浄をしてくれた業者さんの床下問題への対策と見積もり

3社目は住んでいる地元の工務店さんに連絡を取っていたのですが、連絡をくれると言われてから一向に音沙汰がありません。
ちっ!恐れをなして逃げやがったな!まぁよい。2社分あれば「比較」はできるか。
と思っていた矢先に以前の記事で登場した排水管掃除の会社さんが自ら名乗りを上げてきました。
ぐいぐい来られてわたくしは若干引き気味でしたが、そこまで言うならぁ…と見積もりをお願いしました。折角言ってくれているし、3社分の見積もりが取れれば当初の思惑通りに相場がわかりますし。

で、打ち合わせの内容です。
会話の流れで相見積もりでお願いする事は話しました。また、すでに2社の見積もりが手元にあることも話しました。
それに対して、単刀直入に言われました。
「2社の見積もりを見せて頂ければ、それより安くします!」と。
お、おう…。
かなりのやる気です。これが単純に「製品」だったりするのなら願ったり叶ったりなのですが、今回の件は値段があってないものだと思っています。見積もりを見せて安くしてもらえるのはありがたいが、それ以上にその分手抜き工事でもされた日には堪ったものではない。それに2件目のリフォーム会社さんに行った「問題解決策の提案」もこの会社さんに対して行ってみたくなりました。
なので、この業者さんには公平を期すために全ての業者さんに「床下問題への対策案の提案」をお願いしており、見積の金額は見せずにその会社さんができる範囲での頑張りの上での「見積もり」をお願いしている旨を伝えました。
すると、この業者さんがちょっとシュンとした感じになってしまいました。が、めげずに床下に潜って見てきたことを元に解決策の提案をしていただきました。
結論から言うと、カインズさんとほぼ同じ内容でした。ただし、カインズさんのよりも良いシロアリ駆除のクスリを使用しているのを強みにしていました。神社仏閣などでも使用している薬剤だとか。
高圧洗浄会社さんのシロアリ駆除薬剤
また、我が家の広さをみての提案で、全てに調湿剤をまく必要はないということを言われました。というのも、被害が大きいところを先ずは施工して対策すれば大分違ってくるといのです。その後、お金に余裕がある時に残りをやるというのも「アリ」と言われました。
なるほど。そういう手順も確かにありといえばありか。
ともあれ、この業者さんもてんでまとはずれなことを言ってきたわけではなかったですね。なので2件目のリフォーム会社さんと同じく比較対象としての相見積もりのために金額を隠してカインズさんの見積もりをお見せしました。この施工内容とほぼ同じ内容で見積もりをお願いしました。
後日、見積もりをお持ちします。ということでお帰りになられていきました。

後日。
平日の昼間にウチの奥さんに手渡しで届けてくれたそうです。
会社から帰宅後に封筒を開けて見積もりを見てみることに
高圧洗浄会社さんの見積もり
う〜ん…!まぁ、頑張ってくれたのかな!?と思うお値段でした。
総額972,000円
カインズさんより約30万円安い。
ネット上などで価格を表記している業者さんたちと大体価格が同じなので相場としては一番適正価格なのかもしれないです。ただし一緒に同梱されていたチラシを見ると湿気対策の調湿剤が「石」タイプでした。
高圧洗浄会社さんの調湿材
単純に湿気対策のみであれば問題ないのですが前の2社が「炭」を使用しているのを考えると少々弱いのかなと。

 

床下問題の相見積もりを比較してみてのまとめ

表でまとめてみました。
3社での相見積のまとめ表
結果的に金額にかなりのばらつきが出ました。しかしシロアリ駆除の値段はほぼ変わらないようです。

 

■床下問題に対して依頼業者を決定する

3社の見積もりが出揃い、うちの奥さんとどの業者さんにお願いするかの家族会議をしました。
結果、2社目のリフォーム会社さんにお願いすることで“ほぼほぼ”決まりました。決め手はやはり値段です。それに過去に私の実家のお風呂場をリフォームして頂いているという安心感もありました。もしこれが初めて依頼する会社で一番安い金額だったら逆に手抜き工事されるのでは?という疑念が湧いてしまっていたかもしれませんが。
“ほぼほぼ”といったのは、少し確認したいことがあったためです。その疑問を解決するためリフォーム会社さんに電話をしました。
聞いたこととその回答は以下の通りです。
Q.シロアリ駆除の薬剤は防腐・防カビの効果も備えているみたいだが、今現在発生してしまっているカビはどうなるのか?
A.今回散布するシロアリ駆除剤で今あるカビも死滅させることができる。

Q.今あるカビを滅菌出来たとして、そのこびりついているカビはどうなるのか?
A.死滅したカビはそのままその場所に残ることになる。

Q.残ってしまったカビは取り除いたほうがよいのか。取り除かないと有害だったり、再度繁殖するのでは?
A.死滅したカビが害となることはない。死んだカビが復活することもない。なのでわざわざ取り除くことをしなくても大丈夫。感覚的には緑色(のモノ)が付着しているといった感じ。ただ死んだカビがずっとあり続けるというのが気分的に「嫌」という方もいて、そういう方は取り除く施工をする。しかし取り除く方の比率としてはかなり少ない。取り除く施工にはやはり追加料金が掛かる。

Q.カビがヒドイ所は板をまるまる取り替えてしまった方が早いという業者さんがいました。我家の場合は押し入れの床部分らしいのですが…。
A.他の業者さんがした方が良いと判断したのならそちらの方が良い可能性もある。カビが木材内部のかなり奥まで侵食していると薬の効きが弱くなるので、押し入れ程度の広さなら交換してしまったほうが良いかもしれない。

Q.その押入れの床板の張替えにはいくらぐらい料金が掛かるのか?
A.簡単に剥がせる板の場合ならそれほど掛からない。しかし家の(押入れの)構造的に剥がすのに大変な場合は時間が掛かるのでその分費用が高くなってしまう。とはいえ材料費と大工さんの人件費など合わせても1万〜1.5万円ぐらいでできると思う。

Q.その床下張替えは急遽やってもらえるのか?
A.実際に今回の床下問題を解決する時に再度調査してから張替えが必要と判断すれば後からでも作業はできる。なので最初から張替えを前提に契約しなくても大丈夫。

Q.シロアリ駆除・防蟻薬剤の保障はあるのか?
A.5年保証が付いている。施行日から3年後と5年後に連絡をして、床下点検を行う。保証期間内にシロアリが発生していたら無償で再度散布する。

Q.5年後の再度のシロアリ防蟻は必要か?
A.5年を過ぎた後にすぐにシロアリが出るかどうかは各家で違うのでわからない。5年後移行は予防ということで木材のみに散布するので今回よりは使用する薬剤の量は減る。(今回は木材と地面に散布。)あくまで予防ということなのでするかどうかはお客様次第。(ちなみに比率的にはするしないで半々の割合らしい。ただし、予防しない場合は定期的に床下を調査したほうが良いとのこと。)そもそも生活が変化すること(例:引っ越しするとか、家を建て替えるとか)もあるのでこの5年の間に考えておいて、5年後に決定すれば良いかと。

Q.今回の施工をすれば床下の問題はひとまず解決すると考えてよいか?
A.数年後の検査次第だが、ひとまずは問題解決するはず。

以上のことを聞き、納得・決意が決まりました。
この会社におねがいすることになりました。
また後日に契約や施行日の日取り等の打合せのため、来て頂くこととなりました。

追記
シロアリ駆除&防カビ・防腐処理をした【契約から施工までをレポート】へとつづく。

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