以前のピアノカバーにカビが付いてしまった記事の続編です。ベッドのマットレスがカビだらけになってしまったので買い替え&その対策を施しました。また、羽毛布団にも薄っすらとカビが…。羽毛布団をクリーニングに出したこともオマケで記します。
ベッドマットレスにカビ
ベッドを冬仕様にしようとベッドシーツ、ベッドパッドを取り除いてみるとそこにはカビさんがこんにちは。もういい加減カビ被害には慣れたと思っていましたがマットレスは精神的にかなり衝撃を受けました。というのも結婚した時に奮発して25万円もするダブルベッドを購入したのです。我が家にとっては大分お高いモノです。
購入してからまだ4年しか経っていない。というか今までカビなんか生えなかったじゃん!?3ヶ月前のマットくるくる(マットを裏返したり、上と下を変える行為。)の時にはカビは生えてなかったのだが…。考えられるのはピアノカバーにカビが付いてしまった時の秋の長雨の時に発生してしまったのかなと。
マットレスの「替え」なんかないし、敷き布団もないので仕方なく“ひとまず”そのまま使用することに。
羽毛布団の表面に黒い点々!そう、カビ!
気を取り直して掛け布団は冬仕様にしようと、押入から羽毛布団を取り出す。この羽毛布団も結婚を機に購入したお高いモノです。“ダック”ではなく“グース”です!!奮発しました。
ところがどうしたことでしょう。羽毛布団を収納している袋を開けると「フワッ」と漂ってくるカビ臭。
ま、まさかッ!!急いで取り出して広げてみると薄っすらと小さい黒点が点々と。カビが生えてるじゃねぇーーーかよ!!
ショックです。ダブルショックです。
テンションがだだ下がりになり、黙々と羽毛布団を元の袋にしまいました。一旦置いておこう。
カビの生えたベッドマットレスと羽毛布団はどうする?
翌日。気が落ち着いた所で今後の方針を奥さんと相談して決めました。
マットレス:新しいものを購入。ただし高いものを買っても4年ぐらいでカビが生えてしまうのであればもったいない。なのでなるべく安いものを購入し、カビが生えたら買い替えというサイクルで行くことにしました。
羽毛布団:最初は買い替えを検討していましたが、洗濯機で洗えることが判明。しかしながら家の洗濯機で洗った場合、乾かす時に羽毛がダマにならないように干さないといけないという事も判明。それであれば値段次第だがクリーニングに出してもいいんじゃないかということになりました。
マットレスの買い替えと処分の方法
ベッドマットレス購入と同時に考えなければいけないことがありました。それは古いマットレスの処分をどうするのか?ということです。
地元のゴミの出し方をチェックしてみるとベッドマットレスは“粗大ゴミ”扱い。粗大ゴミ料金が掛かる。何より粗大ゴミの日は年2回。それまでマットレスを保管しておかなければならない。直接清掃センターに持っていくことも出来るが平日しかやっておらず、マットレスを持っていくとなると軽トラなどをレンタルしなければならない。
問題はそれだけではない。粗大ごみで出せるのは中身のスプリングのみ。つまりは分解しなければならないのである。めんどくさい。
ネットで調べているとどうやらお店でマットレスを買うと古いマットレスを引き取ってくれるサービスをやっている所もあると知る。無料のところもあれば有料のところまで。値段次第ではそのサービスを頼んだほうが良いかもしれない。
結局マットレスの安さや実店舗で寝心地を直接確かめられるのでニトリさんで購入することに。マットレスの引取サービスも3,000円でしてくれるというのも決め手の1つとなりました。
後日、一番近い店舗へ行き実際にベッドマットレスに寝転び確かめる。一番安いのでいいやと思っていましたが、やはり以前のマットレスの寝心地に比べるとあきらかに違和感。なのでもう1ランク上のモノを購入。次週の日曜日に届けてもらうことに。
ベッドの湿気・カビ対策
マットレスの購入は済んだ。しかしもう少し長くマットレスのカビを生やさずに済ませられないだろうか…。
床下の湿気対策をしたようにベッドへの湿気対策も出来るのではと思い、色々調べてみた。
一番効果的なのは「除湿シート」を使用する方法らしい。
そもそも部屋の中の湿気を限りなく減らすのが効果的。しかしそれ以外にベッドに湿気がいく要因がある。通常、人が寝ている時には汗をかきその湿気がベッドを通って床の方へ向かう。また、冬では人の体温で暖められたベッド(マット)と床下からの冷気の温暖差でマットの底に結露が出来る。それらがカビの原因になるという。であればそれらの湿気をなんとかすればカビの発生を抑えられるというわけですね。
んでだ、その除湿シートをどこに敷けば(挟めば)よいのか?
それがどうもまちまちな情報。ベッド(のフレーム)とマットレスの間というのもあれば、マットレスとベッドパッドの間というのもある…。
なぜ敷く場所の位置が違うのか?それは各除湿シートごとの「作り」や「コンセプト」が違うからなのかなと。
この除湿シートの事を調べていて更に目からウロコ的な情報がありました。人が寝ている時に汗をかくことは先程の書いた通りで、それならばその汗をマットレスに通さないようにすればよりよいのではないか?
そこで防湿シートをマットレスの上に敷いてしまおうという作戦。防湿シートとは介護や育児で寝ている方が尿を漏らした時にマットレスに染み込まないようにするもの。要は水分を弾くおしっこシートですね。
というわけで我が家では除湿シートと防湿シートの2枚体制で行くことに決定しました。
購入した除湿パッドは西川リビングさんの調湿シートのダブルサイズ。
そして防湿シートはイクズスさんの防水シーツのダブルサイズを購入。
ベッドマットレスと除湿パッド、防湿シーツが揃いました。
防湿シートを敷くことにしたので、除湿シートはベッドとマットレスの間に敷くことにしました。
完成予想図
ベッドの上に除湿パッドを敷きます。
次にベッドマットレス、防湿シート、ベッドパッドの順に敷いていきます。
あとは季節に合わせたベッドシーツを敷いて完成。
これで少しでもマットレスへの湿気が減ってくれて、カビ対策に一役買ってくれればやった甲斐があるのですが…。
羽毛布団クリーニング編
家での洗濯は難しそうでしたし、失敗した場合に同レベルの羽毛布団を購入するのは厳しい。良い羽毛布団を買うよりかは安いだろうと、直接クリーニング店に羽毛布団を持っていきました。
そこでクリーニング店に値段を聞いた所、一週間前までキャンペーン価格で3,800円だったんだよね〜。と言われました。
残念そうな私の顔を見た店主さんはオマケでそのキャンペーン価格でやってくれると言ってくれました。ラッキー。
店主さんに話を聞いたら、家で洗える羽毛布団だといっても、やはりちゃんと中の羽毛全てをキレイに洗えなかったりするらしいです。更にはダブルベッドサイズの羽毛布団だとそもそも業務用の大きな洗濯機とかでないとうまく洗濯槽が回らず水に浸かるだけになってしまうらしい。そしてその後の乾燥も素人だと羽毛がダマになってしまうので難しいのだとか。やはりこういうのはプロに頼むべきなんでしょうかね。
1週間後、クリーニングが終わったらしいので取りに行ってきました。出された布団がフワッフワッです。スゲー!!。
帰って梱包のビニール袋を外してみると若干の黒い点々はまだ残っていました。多分黒カビで色がもう落ちないのでしょう。しかしクリーニングに出す前のカビ臭さは一切ありませんでした。ひとまずカビ菌は除去できたみたいでよかったです。
除湿シートが湿気ってきたので回復させる
購入して2週間後。
除湿シートのお知らせサインを除いてみると早速「湿気ってます」サインが。やはり我が家の寝室は湿気がスゴイんですね…。除湿シートを復活させるには日光に当てて、日干しさせるようです。しかし冬の晴れ日は貴重です。折角晴れたのなら物干し竿には溜まりに溜まった服やタオルを干したい。というわけでどこか干せる場所はないかと探って、見つけました!
縁側の窓です!カーテンレールから吊るすとちょうど除湿シート全面に陽が当たります。オススメ!