和室でハイハイする我が家の赤ちゃん。残念なことに足によくトゲが刺さります。大きいものなら刺抜きで私が抜くのですが、トゲかどうかも判別できない細いものが刺さってしまいました。どうにもならなくなり病院で抜いてもらった時のお話です。
ハイハイしだしたら足にトゲが刺さるようになった
我が家の赤ちゃんは生後8ヶ月を過ぎたころにハイハイをし始めました。
最初の頃はぎこちなく、スピードもゆっくりでそんなに距離を移動できませんでした。しかし10ヶ月頃になると速度はあがり、移動距離も長くなりました。
我が家は部屋が2つ続きでその両方が畳です。赤ちゃんは寝る時以外はこの2部屋で過ごしています。
ハイハイをしていて転んでも、畳の部屋だからそこまで危険でないだろうと思っていたのですが、別の危険がありました。それはハイハイしている足に畳のい草のカスが刺さるようになってしまったことです。
トゲが刺さったのは今回が初めてではありませんでした。
実はふすまの敷居部分の木のささくれも刺さったりしてました。しかしその時は明らかに"トゲ"だということがわかりましたし、トゲが全部埋まらず端が出ていました。なので私の奥さんが体と脚を固定し、私がピンセットでトゲをつまみ、なんとか抜くことが出来ました。
しかし畳のい草の細かいカスの場合はそう上手くはいきませんでした。
まず何より「これ本当にトゲなの?」というぐらいうっすらと線が見える状態です。見ようによってはただの引っかき傷のようにも見えます。でもやはり傷ではないような気がしてピンセットで抜こうとするも、トゲがどちらから入ったか確認できない。指でトゲを押し出そうとすると痛いのかこどもが暴れる。
う〜〜ん、どうしよう。
自分が小さい頃は縫い針を火に炙ってから皮膚の表面だけをその縫い針で裂きながらトゲを取出したりしてたのを覚えています。しかしそれは親の言う言葉が理解できる時。生後10ヶ月の赤ちゃんにその方法はできません。
これは病院かな。
トゲが刺さったら何科の病院を受診すればよいのか
病院に行って取ってもらおう!ということになったのですが、いざ受診しようと思った時にどこに連れていけばいいのかわかりませんでした。「普段通っている小児科がよいのか?いや、なんかトゲを取ってくれそうにないぞ…」なぜかそんな気がしました。では何科がいいのか?トゲが"皮膚"に刺さっているのだから皮ふ科かな?と考え、とりあえず最寄りの皮ふ科病院へ電話してみました。
電話で以下のことを伝えました。
・トゲらしきものが子どもの脚に刺さっている
・もしトゲであれば抜いていただきたい
・そちらの病院で対応可能か
すると受付の方が先生に聞いてきた結果、「そういうことなら外科の方が良いでしょう」との回答でした。
外科…ですか…。今まで大きな病気をしてきていない私は"外科"というとなんか手術するところという漠然としてイメージしか持っていませんでした。それぐらい馴染みのない科です。とりあえず自宅近くの"外科"がある病院をネット検索。すると外科にも色々と種類が…。そう、このホニャララ外科っていうのもわかりづらい!とりあえず名前のイメージから関係ありそうな科をざっと調べてみると…
外科:内科の反対。主に手術によって身体の外側から病気や怪我を治療する。
整形外科:捻挫・打撲・骨折・腰痛・関節痛などの症状の時。リハビリを伴うような病状の場合。
形成外科:皮膚の表面に近い部分を専門に治療する。傷など。
小児外科:こどもに特化した外科。
他にも色々な外科がありますが、関係有りそうなのはこんなもんでしょうか。またちょっとした傷なら"外科"とつくとこならどこでも大丈夫とのこと。
以上を踏まえると1番は小児外科で診てもらえば問題なさそうです。しかし自宅近くに小児外科のある病院は見当たらず…。
次に形成外科でしょうか。自宅近くには形成外科と整形外科が一緒にある病院がありました。先ほどの皮ふ科で問合せた内容を電話で問合せてみました。すると「とりあえず診てみますのでいらしてください」との回答。
ささっと身支度を整えて、病院へ伺いました。
形成外科でトゲを抜いてもらった
受付を済ませ、問診票に記入。
看護師さんが待合室まで出てきてくれて、状況を聞いてきました。
「気付いたら脚にトゲらしきものがありました。ハイハイをしていた時のものだと思うんですが、本当にトゲかどうかもわからない細かいものなので診ていただきたい。それでトゲでしたら抜いていただきたいのです」と説明しました。
説明を聞いた看護師さんは子どもトゲが刺さっている箇所を見て「そうですね〜、これは確かに先生に診てもらって判断してもらわないとですね」と言い、いそいそと診察室に戻っていきました。
数分後に診察室に呼ばれました。
先生に経過を伝え診てもらう。じっくり見てもらうと「これは確かにトゲですね。やってみましょう。」と言い、とげ抜き開始。
明かりを患部に当て、細いピンセットで丁寧に慎重に処置していただく。暴れる子どもを大人数人で押さえつけながら数分。スッとトゲが抜けました。みんなが安堵の雰囲気。
抜いた後の場所は特に何もしなくても良いとのことで、先生にお礼を言って診察室を後にしました。
いや〜、今回ばかりは先生にやっていただいて良かった!
トゲが刺さらないように部屋を対策
とりあえず畳の部屋だと思って安心していた自分の不甲斐なさを悔い改めました。すまぬ。
次に部屋の畳をどうにかしようと模索。フローリングにするにはちとお金がかかりすぎます。
まぁ手っ取り早く対策をしたいということでフロアマットを敷き詰めることにしました。
部屋全体を敷くために大量のフロアマットが必要です。なのでネット通販で購入しました。
早速届いたフロアマット入りの段ボール。で、でかい!
で、頑張って敷き詰めました。いい感じじゃないですか!?
家具などがある箇所はフロアマットをハサミで切って調整しました。
さぁ、もうこれでトゲを気にせず自由にハイハイをしまっくておくれ!