出産をした直後から母親のメンタルは目まぐるしく変化します。ましてや完ミでの育児となると不安要素が更に増えるので尚更情緒不安定になります。でもそれも一定期間だけですので、あまり慌てずに対処してください。我が家ももれなく大変でしたがなんとか乗り切れるもんです。
出産後はメンタルが変化しやすい
我が家での出来事で、夫目線からの感覚です。お母さん全員がそうなる!ということではありません。
まずそもそも出産をしたことによりお母さんのメンタルが不安定になりやすいです。いわゆるマタニティブルーというやつです。これがひどくなると産後うつに移行していってしまいます。
で、メンタルが不安定な中で家事に加え育児が始まるのでどれもいっぱいいっぱい。我が家では私が育休を取って可能な限り分担しておりましたが、そういった「サポートした、してない」とは違った側面から不安なことがメンタルにきます。このメンタル面は崩れる時は急に崩れます。理由が特にないけどそうなるのです。
母乳をあげられない事が後悔となりメンタルを揺さぶる
そんな中で特に精神的に不安になることが多かったのが「赤ちゃんを自身の母乳で育ててあげられない」という引け目、後悔みたいなものらしいです。我が家は諸事情により完ミで子供を育てることになりました。母親本人も納得での完ミでしたが、どうしてもふと負い目的な感情が出てしまうようです…。
ケアとして私がとった行動として「とりあえずそばにいて話を聞いてあげる」でした。そして「ミルクだけでもちゃんと育っている人はたくさんいる」という夫婦での確認でした。
慣れない完ミがさらに精神的不安に拍車をかける
なんとか落ち着きを取り戻してもまだ問題があります。ミルク育児を進めていく中でミルクのあげ方の壁にぶつかります。
・どれぐらいの量を飲ませていいのか
・どれぐらいのタイミングで飲ませればいいのか
などなど。
これらの壁にぶつかると、どうしてらいいかわからなくなり少しパニック状態になってしまっていました。
ミルクを基準量よりも多く飲めば「こんなに飲ませちゃっていいの??」
あまり飲まないと「食欲がない!病気かもしれない!」
飲む間隔が短いと「こんなに飲むものなの?」
飲む間隔が長いと「全然飲もうとしない!死んじゃう!」
などと様々な要因がメンタルに来ていたようです。
我が家では何かミルクを飲ませる時に疑問があればその都度、婦人科で聞いたり、地域の保健師さんに聞いたりして対処していきました。
すると不安だった気持ちも「専門の方が言うのなら…」と落ち着くようでした。
メンタルが落ち着く頃は
色々と不安を煽るような事を書いてきましたが、安心してください。これまでの状態がずっと続くわけではありません。
我が家では赤ちゃんの1ヶ月健診を機に「ミルク育児でも大丈夫なんだ!」と自信を持てたことでミルクで育てていくことに気を留めなくなっていきました。
1ヶ月。つまりはマタニティブルーといわれる期間が落ち着くまでの辛抱です。また、ミルク育児に慣れてくれば不思議と不安感も治まってくるみたいです。
いや、それ以上にお母さん自身が「メソメソしてられん!」となるみたいです。まさに「母は強し」です。
まとめ
というわけで赤ちゃんを出産した直後からお母さんは色々と精神的に気持ちが揺れ動きます。マタニティーブルーと言われる期間を過ぎればだいぶ落ち着いてきます。それまでは旦那さんや家族がお母さんのサポートをし、出来るだけ精神面への負担をさせないようにして、なんとか乗り切りましょう。ミルク育児ならば家事だけでなく育児も分担できるので助けやすいですしね。
反対にマタニティーブルーを過ぎても落ち着かずに精神面に不安があるようでしたら、もしかしたら「産後うつ」の可能性があります。最初は婦人科でも相談に乗ってくれるはずなのでまずは受診してみましょう。